このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得


おしらせ
◎仙人温泉小屋営業中です。
◎9月2日真砂から梯子谷乗越しへの橋が架橋しました。内蔵助〜黒部ダム方面へ開通です。
◎本年度の営業は、次の変更点が御座います。
 日帰り入浴はお断り致します。
 女性用露天風呂は、廃止して正面大露天風呂のみとし、時間ごとに男性女性を入れ替わり方式と致
 します。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
仙人温泉小屋エッセイを改定してあります。
◎皆さんが参加できる 仙人温泉Blog
仙人温泉Blogに投稿するのは、こちらのメールアドレスから御願いします。自動的に投稿掲載されます。内容によっては削除する場合があります。
トピックス(過去のトピックスはトピックスログをご覧下さい。)

仙人温泉トピックス

小屋番日誌
「9月3日〜20日」
(高橋仙人、2016年9月23日掲載)

20日。雨。
12時頃地響きがして、地震の揺れを感じた。気象庁のホームページに黒部川の十字峡の上流で群発地震が発生していると大阪のОさんから報告があった。
台風が九州地方に上陸して、本州の太平洋岸を東進している。峡谷鉄道は本日終日運休なので登山者の姿は無い。朝飯を食って11時まで眠る。

19日。雨。
昨日から降り出した雨は止む気配がない。宿泊者が出発できるような状態ではない。とにかく凄い雨なので橋が心配になった。
8時に沢の水量を見るに行くと濁流が橋を押し流す寸前だった。雨が小康状態になった一時間後に沢に行くと、水位は30a下がって、流れは澄んでいた。足止めになっていた登山者は安全に橋を渡って下山して行った。
本日上山して来る大阪のОさんから、峡谷鉄道が運行してないので小屋に行けない、と電話があった。11時に欅平駅に電話して列車の運行見通しについて問い合わせると、13時53分の一便だけ宇奈月行が出発する、それ以外は運休すると云う説明だった。
大雨だし、下山路の列車は動かないので登山者は全くいない。仙人温泉小屋の二人はゆっくりと風呂に入って、夕食を食って寝た。
19時半消灯。

18日。雨。
大雨注意報が発令されている。北陸地方は120ミリの降水量になると3時のニュースでラジオが言っている。
朝食は5時。素泊まりの宿泊者が二人。2食宿泊者が二人。3人は6時に出発して行ったが、一人は出発を見合わせて連泊。
昨日池の平に宿泊した4人が10時前に立ち寄って休息をした。その後二人2組の登山者が通過しただけで、強い降りの雨が断続的に続いている。
読書三昧の一日なので腹が減らない。食欲がない。昼にビールを飲みながらフグの卵巣をつまんで酔うことを楽しんだ。
午後も読書をしたり、ウトウト眠ったりした。16時半に予約の宿泊者2名がずぶ濡れで到着。こんな雨の日だから宿泊者はいない、と判断していた。さあ、忙しい。直ぐに夕食の用意を始める。と、温泉が止まっていると指摘されて驚く。温泉を楽しみに来ている宿泊者のために、源泉まで修理に行った。
修理は17時半に終了した。夕食はΤさんが整えてくれた。小屋番が二人いれば多少のアクシデントは乗り越えられる。
18時、夕食開始。
仙人はクシャミが出て寒気がしてきたので布団に潜り込んだ。雨は断続的に降り続いている。
20時消灯。

17日。曇り後雨。
16号台風の動きが遅い。明日からの連休が秋雨前線と台風の影響で雨に祟られそうだ。
宿泊者は5時半に出発して行った。順調ならば15時に欅平に着く筈だ。雨に降られない事を祈る。
14時半に予約の宿泊者が到着。雨が降り出した。明日から手伝いに来る予定だった大阪のOさん、Hさんの両名は上山が日延べになった。
16時半、もう来ないだろうと思っていた欅平からの予約者が到着。にわかに調理場が慌ただしくなる。炊飯器の米を追加、味噌汁の具も追加、天ぷらの材料も用意し直す。バタバタと段取り替えをして、何とか夕食の定時までに間に合った。
雨は強く降ったり止んだりの繰り返しだ。明日の天気が心配だが、こればかりは手の施しようがない。人の都合で地球が回っている訳ではない。人事を尽くして天命を待つ、と云うのが仙人の心境だね。
20時消灯。

16日。曇り。
人は産まれた土地の気候が暑さ、寒さに対する順応性を育むのかも知れないね。
昨日宿泊した人は、沖縄出身の人だった。17点℃の気温を寒がっている。聞けば沖縄では真冬でも10℃以下に気温の下がる日はないらしい。
昼には薄日が射した。予報では高気圧に被われるため、もっと日光に恵まれそうだった。
14時。真砂沢ロッジから朝に宿泊の申し込みのあった夫婦が到着。昼のビールを飲んでいたので、緊張して受け付けをした。昨日は宿泊費を少なく請求してしまったのだ。どうも昨今は飲むと頭の回転が鈍くなる。計算間違いをしばしばする。
解っている。
解っているが飲み出すとなかなか止まらない。酒に飲まれてしまうまで飲んでしまう。
夕食の用意は何とかこなした。接客を桐生市のΤさんに頼んで、寝室で横になる。酔い醒ましの水を飲みながら、後悔をする。

15日。曇り。
本日は青梅市のΚさんが下山する日だ。交代で桐生市のΤさんが上山して来る。スタッフが代わるたびに新鮮なキャベツ、納豆、生ラーメンなどが山小屋に届く。缶詰やレトルト食品が並ぶ食卓が、華やかになる。決まりきった食材の料理が毎日続くと、どうしても食欲が落ちる。健康を害する寸前の体調になる。
仙人温泉小屋は去年、3ヶ月に3回ヘリコプターで荷揚げをしていた。今年は2回だけで済ませたい。3回目の経費を賄える余裕はないからだ。
Κさんは5時半に出発して行った。交代で来てくれるΤさんは15時ぐらいの到着の筈。自宅でブドウを栽培しているので、多分届けてくれると思う。
13時半に予約の宿泊者が到着。この人を含めて4人しか通行しない雲切り新道の木の葉が、少し色付き出した。
14時半にスタッフのΤさんが額に汗を滴らせて到着。生野菜をたくさん担いで来てくれた。宿泊者にお裾分けして15時から20時まで飲んだ。
宿泊者の故郷は沖縄だった。味見させてくれた泡盛は美味かった。
20時消灯。

14日。雨。
それにしても雨の日が多い。登山道や橋の被害はないが、小屋の売り上げに対する被害は甚大だ。
ちょっと朝寝坊をしたので6時に発電機を回す。テレビの天気予報を見ると、大型の台風が発生していると報じている。連休に本州に接近しそうだ。
連休に雨か、と思うと朝酒が不味くなった。
山小屋の経営は、水物である。日銭商売である。悪天候が続けば宿泊者の数は激減するのだ。15年間経営しているので赤字の時の覚悟は出来ている。
今年は平年の三割程度の売り上げだ。もう絶望的と笑うより仕様がない。絶望から回帰してまた来年は希望を持たなくてはならない。
一日中雨だったが、二人の登山者が登って行った。
Κさんは明日下山する。
19時半消灯。

13日。雨
夜半に大降りになった雨は10時まで降り続いた。ずぶ濡れの登山者が一人だけ下山して行った。
朝食後に朝風呂に入ってから読書。
昼にビールを飲むとちょっと寒気がしてクシャミの4連発。身体もだるかったのでまた横になった。14時から夕食の用意を始める。今夜はスタッフ二人だけの食事だからね。カレーにした。
昼に止んだ雨が夕方にまた降り出した。
19時半、消灯。

12日。晴れ。
天気予報に反して、青空だ。碁友とスタッフのMさんが下山するので雨でないのは助かる。
5時に朝食開始。仙人とスタッフのΚさんは何時も通り朝酒。6時前に下山の二人は出発して行った。
朝飯を食いながら枕カバーの洗濯をする。7時半に洗濯は終わった。少し眠る。
11時に昼のビールを飲む。焼きそばを食ってから、読書を二時間。そしてまた眠る。
16時に風呂に入る。宿泊者は0人なのでゆっくり風呂を楽しんだ。
Κさんは18時半に就寝。冷凍庫のために19時半まで発電機を回す。美空ひばりの悲しい酒を見ていたので消灯が15分延びる。バッテリーをHさんが設置してくれたので重宝している。感謝。

11日。晴れ後曇り後晴れ。
天気が長続きしない。昼には日差しが無くなった。明日からは雨の予報なので登山者は少ない。7人が下山したきりだ。その分静かな山暮らしができる。決して喜ばしい事ではないが、街での騒々しい生活を思うと暇すぎる時間も良い!と感じる。が、暇つぶしをのんびりしていられる年齢ではないが……。
昼前に池の平小屋の八千代さんが訪ねて来た。仙人温泉小屋と池の平小屋との距離は徒歩2時間ほど。街では遠いと感じるけれど、山では至近距離なのだ。
ビール、日本酒、ワインを飲んで笑談していると、7年来の碁友が宿泊に来た。こうなるともう、昼飯どころではない。早速碁盤に向かって打ち出す始末。二局打って16時に風呂に入った。
少し眠った。17時に起床して夕食の用意をする。2ヶ月間無休で頑張ってくれたMさんが明日下山する。今日の夕食はささやかな感謝の気持ちを込めて、トンカツにした。
夕食の用意ができた18時からまた一局打った。20時に消灯をしてからはバッテリーの電源で終局まで打てた。楽しい一日だった。

10日。快晴。
天気が良いと朝は冷える。気温は13℃だった。
手伝いのボランティアは池の平まで散歩に行く。登山道の様子を見ながら、紅葉の具合も見て来ると言っている。7時に出発して行った。
小屋の入り口に方位盤を設置する事にした。方角が確認できれば登山者の役に立つのではか、とスタッフで話し合った。手頃な岩を安定させて上面を30センチの直径で円を磨き出す。自然の花崗岩なので、硬い。それなりの道具があるのでなんとかなる。半日で研磨は終了した。昔の人は花崗岩より硬い翡翠を磨くのにどんな方法で、どんな道具を使用したのだろうか、としみじみ思う。
昼過ぎから5人の宿泊者が到着した。さすがに土曜日だね。
夕食は17時半。
スタッフの食事は19時半から30分。大阪のNさんがカツオのタタキを差し入れてくれたので、日本酒が美味かった。
20時消灯。

9日。小雨。
3時に雨の音で目が覚める。また雨か、と思うと熟睡出来ない。宿泊者の食事は6時。一人分だから30分あれば用意できる。
宿泊者も雨模様の天気なので出発を躊躇している。朝食後、食堂でゆっくりしていた。8時過ぎると薄日が射すようになった。
今日も登山者は出発して行った一人だけ。
スタッフ三人で夕食時に酒を飲んで眠った。
20時消灯。

8日。雨。
深夜には星空だったが、夜明けとともに雨が降り出した。予報では100ミリの大雨だ。が、北陸地方は予報が外れている。降水量は50ミリ程度だ。
昼前に宿泊者が一人来た。登山者はその一人だけで、誰も通らない。
暇なので風呂でタライ酒を楽しんだ。しこたま酔って定刻の20時に寝た。

7日。晴れ後夕立。晴れた、と言っても何時雨が降るか解らない天気だ。
昨日、安曇野からボランティアの女性が一人来た。ナス、キュウリ、ゴ―ヤ、リンゴ、ナシ、トウモロコシ、納豆を持って来てくれた。
山小屋の食事は食材が限られているので単調になる。たまには変わった食材を担いで来て貰わないと、栄養が偏ってしまうのだ。
今日は登山者が一人もいない。9月初旬は例年暇なのだが、今年は別格だね。3年もこんな年が続くようだと、廃業を意識するようになるね。
20時消灯。

6日、晴れ後夕立。今年の前半は台風の発生が異常に遅いので、9月には大発生するだろうと云う予感はあった。覚悟はしていたが、毎日台風の雨が降っている。
12号が日本海で衰えたと思ったら直ぐに13号が日本の太平洋岸に接近している。また3日以上雨の日が続きそうだ。
登山者は4人通過すれば多い方だ。全く登山者の姿を見ない日もある。
こんなに営業成績の悪い年は初めてだ。
20時消灯。

5日。晴れ後雨。
今日の雨は纏まった雨だ。
昼までは晴れ間があったのに午後からは雨が止みそうにない空模様になった。けれど、雨に負けない登山者が二人宿泊した。
仙人はまだ食欲が無い。熱中症の症状をまだ引きずっている。幸いにして、ボランティアスタッフが二人いるので営業には差し支えない。
20時、消灯。

4日。晴れ後雨。
台風は九州地方の西岸をゆっくりと北上している。北の寒気と台風の暖気がせめぎ合っている。北陸地方の天気も急変する。
昼から雨が降り出した。かと思うと日差しが戻ったりする。
昨日の疲れがどっとでたので一日中寝て暮らした。食欲が無いので、ビールと日本酒を飲んで眠った。

9月3日。晴れ。
台風が熱風を運んで来る。暑い。とにかく暑い。雲切新道の登りが辛い。本日の天気予報では、熱中症の危険情報が発令されている。
無風状態の樹林帯の登りは呼吸が荒くなって苦しい。心臓の鼓動も急になる。限界まで歩いて立ち休みをする。イチ、ニ、三〜十まで数えて歩き出す。五分登るとまた立ち休み。ザックの中にはキャベツ、生ラーメン、納豆、ソーセイジ、ナスなどで満杯だ。どれも山小屋の必需品だから置いて行く訳にはいかない。
ブナ林を過ぎて針葉樹林に入ると、ぐっと涼しくなる。呼吸も順調だ。
適度に水分を補給してひたすら登る。この調子なら何時も通りの時刻に着きそうだ。

仙人温泉トピックス

小屋番日誌(2016.08.25-09.15)。
(小森武夫さん報告、2016年9月22日掲載)

















仙人温泉トピックス

仙人温泉小屋お手伝い報告
(大西さん報告、2016年9月14日掲載)

9月10、11日に仙人温泉小屋へ行って来ました。
今年は雪渓の通行止めが影響してか来客がかなり少ないようです。
下ノ廊下の開通の遅れも気になるところです。
今後の天気も雨が続くような様相ですが


仙人温泉小屋前のリンドウが綺麗に咲いています。
例年ならば9月末から10月始めに開花するのですが
今年は季節が2〜3週間早く進んでいます。
仙人谷の木々は雪解けが早かったことが影響してか
光合成によりたっぷり養分を含んで葉っぱに力強さが見られ
寒気が入れば素晴らしい紅葉になると高橋仙人が予想しております。



露天風呂のお湯の吹き出し口をイメージして改良致しました。
お客様からは壁が出来て落ち着いてゆっくり入れると好評です。




 

仙人温泉トピックス

小屋番日誌
「今日も暑い。
空を飛んでいる鳥が、焼き鳥になって落ちてきそうだ。」
(高橋仙人、2016年8月29日&9月3日掲載)

2日。快晴。
昨晩は虫の声が賑やかだった。明け方まで鳴き通しだった。20時前に眠ると1時頃に目が覚めてしまう。寝付けない時は風呂に入る。自噴している温泉なので24時間入浴可能だ。5時にも入った。
能登半島にもクマがいて田んぼの畔道を歩いていると宿の主人が言っていた。
15時半に宇奈月に着いて、スーパーで山小屋の食料を買った。宿でビールを2本飲んで風呂に入る。18時から夕食。日本酒を二合飲んで明日の鋭気を養って眠った。

(下界では稲が実っている。もう直ぐ新米が出回る。)

9月1日。快晴。
今日も風のない良い天気だ。夜は涼しくてぐっすり眠れたが、日中は気温が高くなる。予報では34℃と報じている。
10時半に温泉の許可申請をしている保健所に行く。窓口は黒部市の新川厚生センターの衛生課だ。
山小屋での風呂場は8月17日に検査済み。申請書も提出済み。今回温泉の分析書を提出して手続きは終了した。許可証は10月に下山した時に受け取ればいい。
午後からは石川県七尾市の湯川温泉に宿泊する。ラドンの含有量の多い隠れた名湯なのだ。田んぼに囲まれた環境も静かで良い。海に近いので刺身、焼き魚、煮魚はどれも美味かった。

31日。快晴。
台風一過の晴天だ。気温もぐんぐん上昇している。真夏の暑さが戻ったようだ。
今日は小谷村の風吹荘に宿泊して日頃のストレスを解消するつもり。食事の用意と片付けをしなくて済むだけでも気分は明るくなる。
山小屋と自宅の生活ではない気楽な暮らし。もうゴ―ルが見えて来た人生の貴重な一日だ。18時からの夕食を19時半に済ませて、すぐに眠ってしまった。

30日。雨後晴れ。
台風は三陸地方に上陸しそうだ。関東地方には大きな被害をもたらすコ―スではない。
夕方に山仲間と会食の約束があるので、自宅でのんびりした。
18時から21時まで旧交を温めて、21時半に帰宅した。

29日。晴れ後雨。
朝のうちは小雨だったが9時を過ぎると青空が見えだした。
1月28日に運転していた車の事故で免停処分を受けた。8月16日の講習会に出席すれば処分が短縮されて、免許はその日のうちに返してくれるらしい。会場は大宮だった。
自宅に出頭命令書が届いたのは8月2日。女房が山小屋に電話で知らせてくれた。すぐに講習会の担当者に山小屋から電話をして、山小屋を経営しているので8月末までは下山出来ない、出頭出来るのは9月になって
からだ、と云う旨の申し立てをした。状況は受け入れて貰えた。
所沢から電車を乗り継いで、2時間ほどで行けるのだが、乗り方が解らない。仕事も遊びも車を利用している。電車は一年間で3回利用するかしないかである。乗り換えが4回あるのも少なからぬプレッシャーだった。
講習は9時10分から16時まで。昼休みは60分、他に10分ずつの休憩時間が確保されている。
無事に免許を返して貰って自宅に帰ったのは18時過ぎだった。

28日。晴れ。
台風が接近しているが、天気は悪くない。夏の強い日差しが眩しい。湿度も高いので汗がジワジワ出てくる。疲れていたのでエアコンのスイッチを入れて、一日中自宅で寝て暮らした。

27日。雨。
台風10号が近づいている。28日に下山する予定だったが、一日速く下山することにした。
3時までは土砂降りの雨だった。が、4時には小降りになった。牛乳缶とパケットでの朝食で腹拵えをして、5時過ぎに下山を開始した。
思ったより天気は悪くなかった。登山道は小雨が降程度で、下山を辛いと思うことはなかった。
欅平、宇奈月駅。電車から車に乗り換えて自宅に向かう。高速道路では少し眠くなったが何とか無事に自宅まで帰り着いた。

26日。快晴。
朝食は4時。3時にMさんが朝食の用意を始めてくれる。若い頃は3時に起床して仕事をするなんて考えられないよね。それが出来るようになった。要するに、年を取ったと云う事だ。
5時半までに二人は出発して行った。もう恒例になった朝寝をする。
台風の動きが予測し辛いので28日の下山日を一日繰り上げて27日にする。
スタッフの小森さん、15時前に到着。その寸前に大粒の雨が降って来た。予報では明日の朝まで降り続きそうだ。
小森さんとは1ヶ月ぶりの再会だ。積もる話はあるが、20時になると眠くなる。
定時消灯。

(温泉の出湯口に石を積みました。8/26 8:08撮影)

25日。快晴。
昨日の夜に小雨が降った。今日の天気が危ぶまれたが、快晴だ。
宿泊者は5時前に出発した。札幌からの単独登山者だったので少し心配だったが、足取りはしっかりしている。
朝食後にちょっと眠るつもりが8時半まで寝てしまった。
調理場の改修工事を始める。壁を剥がして床張りの段取りが着いたところでMさんに任せる。
仙人は風呂場の石積みに取りかかる。昨日用意して置いた石を運ぼうとしたら左手の小指を石と石の間に挟んでしまった。準備運動無しだから痛い思いをしても仕方がない。
昼前に作業を終了する。予約は無いが登山者は来るかも知れない。汗をかいた登山者はまず風呂に入りさっぱりしたいのが人情ですからね。
15時半まで読書をしていると登山者二人が宿泊の申し込みに来た。小指が痛むのでMさんに夕食の用意をお願いして別室で休憩をする。
ビールと日本酒を飲んで就寝。20時消灯。

24日。晴れ。
今日は調理場の食器棚を仕上げようと思う。スタッフだけの朝食を済ませて作業開始。食器をカゴに入れて食堂に移動する。
調理場の作業はMさんに任せて、仙人は風呂の石垣造りに取りかかる。本日は予約があるので風呂場の作業は13時を限りとする。
昼までは晴天だったので力仕事は汗が出る。12時半に仕事を終えて清掃をする。Mさんの作業は16時頃までかかりそうだ。
13時半、予約者が到着。本日の食事は仙人が用意して、Mさんには棚造るりに専念して貰う。
汗にまみれた身体を風呂で清潔にしてから夕食の食材を調理する。一人分なので余裕がある。
17時半に夕食スタート。宿泊者は疲れているので18時半に夕食が終わった。少し飲んで、20時消灯。

(リンドウの花が咲き出しました。平年より20 日はほど早い。8/24 10:43撮影)

23日。雨後晴れ。
午前2時になると、目が覚める。65歳を過ぎると8時間は眠っていられない。残り少ない人生を惜しむあまり、睡眠時間を無意識に削っているのだ。
2時にトイレに行くと、雨が降っていない。星が出ている。台風は北陸地方から遠ざかっているようだ。
朝食は4時だったので3時起床。炊飯器のスイッチをオンにして味噌汁を作っていると、強い雨が降って来た。
宿泊者は4時に食事を済ませて、しばらく雨の様子を見ると言う。雨の中を歩くのは憂鬱だよね。
8時になると雨は止んで青空が見えて来た。宿泊者は晴ればれとした顔で出発した。
本日の予約は無い。調理場の床を改修する絶好のチャンスだ。営業しながらの改修工事は時間の制限がある。遅くとも15時半までには作業を終えて、調理を開始できる状態に復旧しなければならない。けれど、宿泊者がいなければ、作業に集中できる。
夕方まで作業をして17時からスタッフ二人で食事をする。疲れが出て、20時の消灯前に布団に潜り込んだ。

22日。晴れ。
台風9号が湿った南の暖気を運んで来る。山小屋でも暑い!と感じる。9時の室内は24℃。涼しい環境に慣れた身体には応える。
宿泊者の食事は6時だった。3時に起床しなくても良いので精神的に楽だ。
北陸地方は15時頃から雨が降り出す、と予報官が言っている。台風の雨なので降水量は200ミリに達するらしい。谷に架けた橋が流されるかも知れない
14時に大粒の雨が落ちて来た。朝に真砂沢ロッジから電話予約のあった二人組が心配だ。
15時、予約の二人が到着。少し雨に降られたが、大過なしで良かった。
20時から白山のカモしかの生態を四季に渡って撮影した番組があったので、消灯は9時に延期した。

21日。曇り。
今年の前半は台風の発生が極端に少なかったので秋にまとめて発生しそうな気がしていた。多分、年間の降水量は決まっていて、前半少なければ後半が多くなってバランスを保つのだろう。
台風6、7、8、9、10、11号が10日間に発生している。何れも関東地方から東北地方の太平洋岸を北上している。北海道は台風の雨で河川が決壊している地域もある。9月の連休中に北陸地方を席巻して行く台風のない事を祈るのみである。
昼過ぎに明日の予約者がキャンセルの電話をかけて来た。北陸地方も明日、明後日は雨の予報なので登山を中止する人が多い。14時に本日の予約二人組がドタキャン。天気が下り坂だから仕方がない。15時半に予約者が到着。本日は一人だけの宿泊だ。Mさんに夕食を任せて横になる。
19時まで眠った。年齢のせいか、ウトウトする時間が多くなった。
夕食はラーメンを食った。昼過ぎに高校野球の決勝戦を観ながら飲んだために、夜は飲む気がしなかった。
サッカーの決勝戦も観たので消灯は20時半になった。

(仙人の朝飯。7/21 7:26撮影)

20日。晴れ。
今日は布団干しだ。と思ったら8時過ぎに少し雲が出てくる。宿泊者の布団は日を改めて干すことにして、自分達の布団を干して様子を見る。
日差しが時々雲に遮られたが11時まで干して部屋に収納した。昼飯の用意をしていると、ぱらぱらと雨が降って来た。屋根一杯に布団を干していたら忙しい思いをしたね
高校野球の準決勝戦を観てビールを飲む。甲子園は37℃の猛暑らしい。鍛えられた高校生だから耐えられるが、普通の社会人なら倒れるだろう。
15時に予約者が到着。16時までに到着してくれれば食事の用意はスムーズだ。
本日は夫婦二人だけの宿泊なので、夕食までゆっくり温泉を楽しんでもらった。
20時消灯。

19日。晴れ後曇り。
早立ちの人の食事は4時。その用意をするのには3時起床だ。まだ寒くはないので辛くはない。5時半に登山者が出発したので、少し朝寝をする。
Mさんは調理場の改修工事を始める。仙人はヘリポ―トの材木を小屋まで担ぎ下ろす。久しぶりの力仕事なので肩が痛む。材木整理を終えて、長い休息をした。
午後に読書をしていると山口県のSさんが到着。今日も来客があった。
夕餉時に三年前に来泊した時の写真を見たりして旧交を温めた。
20時消灯。

18日。晴れ後雨。
11時までは晴れていたが、昼前に雨が降り出した。雨の中をテント泊装備の女性が宿泊を申しこんで来た。
四国の人で、山歩きが大好きなんだって。富山県から静岡県まで走る山岳レースに女性としてたった一人参加したそうな。世の中には目を丸くしてしまう人が結構居る。
話が盛り上がったが、20時消灯。

17日。雨。台風7号が関東地方に接近している。大雨注意報が関東、東北、北海道地方に出ている。仙人谷も今日は小雨が降り続きそうだ。
予約の親子が15時に到着。ほどなくして素泊まりの男性も到着。夕餉時の歓談を終えて、眠りに就く。20時消灯。

16日。晴れ。
朝から気持ちの良い晴天だが、予報では夕方からまた雨になりそうだ。
5時から8時まで発電機を回してオリンピックを観る。
8時を過ぎると気温は急上昇。外で作業をすると汗が吹き出す。夏が復活したようだ。
14時に山口県の常連さんが到着。三年前の事を話していると少しずつ記憶がよみがえって来る。夕食時に話が弾んだが、消灯は定時の20時。

15日。曇り。
宿泊者の朝食は5時。天気は下り坂だが薄日が射している。予報は台風6号と7号が接近しているので大雨に注意を喚起している。
色々、様々なストレスは山小屋まで付き纏って来る。晴天の日ばかりではない。雨の日が三日も続けば雲切り新道から登山者の姿は消える。山小屋は開店休業に等しい。
雨は10時に降り出した。トタン屋根に雨粒が弾ける。衛星テレビも電波障害で映らない。
遅い昼飯を食い終わって身を持て余していると、登山者が到着。嬉しい。
15時になると晴れ間が戻った。どうやら台風は北陸地方にには接近しそうもない。
何時も通り20時消灯。

14日。晴れ。
昨日温泉の点検をしたので、お湯は安定している。が、水のパイプにバルブを付けるとすぐにパイプが外れてしまった。夕方にも外れたので少し慌てた。
今日は水の調子も良い。雪不足と雨不足だが水量は安定している。このまま下山日まで無事でいてくれる事を祈るばかりだ。
11時に予約の宿泊者が到着。温泉を楽しみながら登山をしていると言う。山と露天風呂。日本人の心は秘境の温泉で癒やされるのだね。
テレビでオリンピックを観て20時消灯。

13日。晴れ。
カラッとした晴天が続いている。天気は良くても登山道の状況が良くないので、心はジメジメしている。
昼過ぎに電気工事のHさんが到着。不良配線を安全な設備に改善してくれた。
予約の三人が食事をしていると、予約の無い登山者二人が到着。食事の用意が忙しかった。
20時消灯。

12日。晴れ。
台風の影響で崩れた天気も安定した。朝から暑くなりそうな晴天だ。
昨日届いたカツオとイカの刺身で朝から飲み始める。山小屋暮らしでは生魚が何よりのご馳走なんだ。
刺身が美味いので大分飲み過ぎた。登山者もいないので昼寝をゆっくりした。
夜はアルコールを絶った。飯も食わなかった。たまには胃袋を休ませないと、胃潰瘍になってしまう。
20時消灯。

11日。晴れ。
驚いた。6時半に偵察のヘリが飛来した。山の天気午後になると急変する時がある。今晴れていても昼過ぎには雷雨になる事もある。
7時に電話があってこれから荷物を届けます、と連絡があった。
「助かる、涼しい朝に荷物を運び下ろせれば身体が楽だ
8時過ぎに荷物は届いた。Mさんと手分けして昼前には小屋に収納できた。やれやれだ。
ビールで乾杯をしていると、大阪の大西さんと名古屋の君ちゃんが到着。そこで、再度乾杯。
少し飲み過ぎたが、8時消灯。

(ヘリが荷物を運んで来ました。8/11 7:33撮影)

10日。晴れ時々曇り。
早朝は素晴らしい天気だった。これならヘリは飛んで来るだろう、と思ったが連絡が無い。10時半に民間のヘリが室堂に向かうのが見えた。が連絡は無いし爆音も聞こえない。
昼を過ぎると雲が2000メートルまで降りてきた。14時半に荷上げ開始の電話があった。仙人谷は雲が充満していてヘリが飛べる状況ではない。結局荷上げは中止になった。
明日こそ、と思って20時に就寝。

9日。雨。
3時前に雨が降り出した。強い雨ではないが、視界は50メートルもない。これではヘリの荷揚げはできない。明日に順延だ。
欅平に向かう宿泊者は4時に朝食。5時前に出発して行った。連泊の登山者は7時半に池の平に向かった。

8日。晴れ。
山小屋の夜は涼しい。毛布と薄い布団を掛けて6時までぐっすり眠った。
8時からヘリで返送する荷物の整理をする。ヘリポ―トは炎天下なので作業中は汗が出る。明日が荷揚げの日なのだが、台風が関東地方に接近するので、天気が崩れそうだ。
昨日の疲れが残っているらしく身体がだるい。夜まで休息をする事にした。

7日。快晴。
仙人谷の登山道は9時を過ぎると猛烈な暑さになった。顔面の汗が止まらない。高気圧が停滞しているので風がない。
熱中症にならないように水分を補給してゆっくり登る。木陰の道は少し涼しいが、尾根の道はさながら炎熱地獄だ。息が上がって苦しくなる。心臓の鼓動が急になりだすと少し休息をする。鼓動が落ち着くと歩き出す。その繰り返しで二時間登るとピークに着いた。
小屋までの下りは息苦しいことはない。順調に30分下って小屋に帰り着いた。正午だった。
小屋の中で休息をしていても汗が止まらない。これは熱中症の初期症状だ、と思った。
汗に濡れた服と下着の洗濯をして、布団で横になった。夕方まで休息をして、夕食は冷たいソーメンを食って眠った。
20時消灯。

6日。快晴。
今日も暑い。空を飛んでいる鳥が、焼き鳥になって落ちてきそうだ。
上市町に以前小屋開けを手伝ってくれていた人の家を資材置き場に使わせて貰っている。ヘリは室堂から飛ぶ。室堂まではアルペンル―トの立ち入り許可証を持っている運送会社が輸送を専門にしている。山小屋の食料品、燃料、木材は立山町の運送会社に運べば室堂からのヘリの便に間に合わせてくれるのだ。
15時に資材の梱包と運搬を終わらせた。

5日。快晴。
この夏一番の暑さだ。朝から汗が流れる。
荷上げの品物の買い出しに走る。車内はエアコンなしではいられない。今までが思ったよりも涼しい夏だったので34℃の暑さに身体が順応できない。無理をしないで2日間かける積もりで作業を切り上げた。

8月4日。晴れ。
太平洋高気圧ではないが、日本海高気圧に北陸地方は覆われて暑い。5時過ぎに下山開始。15分の登りで汗が身体中から吹き出す。去年痛めた左足の調子が悪い。臀部から膝にかけて痺れる。
下りになると左足で踏ん張れないためにバランスが良くない。よろめく事、しばしば。年齢のせいもあるが、ちょっと自分自身が情けない。
その日の晩は足の筋肉痛で夜が辛かった。


仙人温泉トピックス

仙人温泉小屋お手伝い報告、続き
(大西さん報告、2016年8月20日掲載)

報告の続きでございます。

12日の昼頃に高橋仙人とスタッフ一同は小屋のデッキで休憩タイム。望遠レンズで後立の稜線、特に賑やかな白馬三山を観察していました。


杓子岳


天狗ノ頭


お盆の期間中お手伝いに来てくださった女性スタッフです。


小屋の電気工事に来て頂いた仙人温泉小屋の堀江顧問です。発電機回さなくてもテレビを見れるようにして頂きました。高橋仙人これで高校野球にオリンピックが見られるとご満悦でした。


北海道の女性三人組Iさん、Hさん、Nさん剣沢からお疲れ様でした。4年前に来て頂いて再来と言う事でした。
ありがとうございました。


平ノ小屋から仙人温泉小屋へ18時30分頃到着、大変びっくりしました。昨年9月に来て頂いたN夫妻でした。
再会嬉しかったです。
ありがとうございました。

仙人温泉トピックス

仙人温泉小屋お手伝い報告
(大西さん報告、2016年8月16日掲載)

8月11日から14日までお手伝いに行って来ました。
12日から剣沢雪渓が開通になり13日からは登山者が増えています。

8月11日、朝から雲切新道で向かいました。
曇り空で2週間前よりは涼しい登山でした。
剣沢雪渓の通行止めが影響してか出会った登山者は1名のみでした。


雲切新道は8月なのにキノコが目立ちます。


夕方の仙人谷

8月12日の午前に警備隊からの連絡により剣沢雪渓の通行が可能になった事を受け露天風呂の掃除に数百m離れた仙人岩屋の掃除に出かける。
昨年は小屋の補修で手を取られ仙人岩屋は2年振りの掃除となりました。


仙人岩屋入り口


ヒカリゴケ
(ヒカリゴケの面積がかなり少なくなりました。見学時には足で踏みつけないように注意を宜しくお願い致します)


祠奥に設置された石仏
(石仏は南北朝時代に人力により担ぎ上げられた物と思われている)


剣岳を模した山伏による彫刻


仙人岩屋の説明文

仙人温泉トピックス

小屋番日誌
(高橋仙人、2016年8月7日掲載)

8月3日。晴れ。
唐松岳に雲がかかっている。あまり良い天気とは言えないが雨は降っていない。
朝食後、まだ開放していない押し入れの整理をした。古い毛布と布団は焼却処分をする事にして、使える物だけを残した。
14時半にTさんが到着。担ぎ上げて貰った野菜を受け取って、本日の作業は終了。4時間ほど歓談をして消灯。


8月2日。曇り。
今日は何時雨が降り出してもおかしくない天気だ。布団がまだ半分干せていないのでもどかしいが、仕方がない。
9日のへりで荷揚げする食材を確認して業者に電話をする。天気と登山道が安定しないのでへりを頼むのにちょっとためらいがある。
14時から雨になった。16時過ぎに宿泊者が一人到着。
警備隊から登山道を通行止めにした旨の電話があった。


8月1日。快晴。
久しぶりに朝から良い天気に恵まれた。今日は布団が干せる、と確信が持てた。
トタン屋根が熱くなった8時半からMさんと手分けをして布団を干す。屋根一杯に布団を広げるのに2時間かかった。
天気予報では午後に急な雨が降ると云うことだったので、13時に布団を室内に格納した。予報通り15時半から雨が降り出した。
山岳警備隊から電話があって、剣沢雪渓が危険な状態になったので、登山道を閉鎖したい、と云う旨の電話が昼時にあった。


7月31日。晴れ時々曇り。
流しのお湯が出ないので源泉まで行って調整をした。二時間の作業でお湯は万全の状態になった。
10時から洗濯をして少し早い昼食にした。
昼寝をしたら夕立があって目が醒める。登山道の雪渓が悪いので、午後は人通りが絶えた。


7月30日、曇り。
今日も布団は干せる天候ではない。
登山者も極端に少ないので開店休業状態だ。
細かい片付けをして昼からは休養。
夕方に県警の救助隊から電話があった。雪渓の状態が悪いので登山道を通行止めにしたいと言う電話だった。昨年は残雪が多すぎて通行止め。今年は雪渓が少なすぎて通行止め。自然の成り行きに委ねるしか方途がない。


7月29日。晴れ後曇り。
朝は陽光が降り注ぐ晴天だったが、9時頃から陽が陰った。布団を干す予定だったが中止して、シ―ツの洗濯だけにした。
MさんとTさんにフキを採りがてら温泉の様子を見てきて貰った。本日は流しにお湯を引く工事を済ませる予定。
細かい仕事を済ませてお湯の工事を終わらせた。16時過ぎに欅平からの登山者が到着。夕食の用意を始める。
剣山荘からの二人組が到着したのは17時半過ぎ、ちょっと遅い。
19時半まで歓談して8時、消灯。


7月28日。曇り後晴れ。
どうやら本格的な梅雨明けのようだ。が、まだ布団を干せる天気ではない。湿気が多すぎる。
昨日のトイレ工事を続行する。11時に洋風便器は使用可能になった。
昼前に夕食のモツ鍋の調理を始める。
仙人峠まで登山道の状況を見に行ったTさんが昼を過ぎても帰らない。Mさんと昼食を済ませる。
宿泊者が一人だったので、夕食はMさんとTさんに任せた。17時半、夕食開始。食後のコーヒ―を飲んで消灯。


7月27日。雨。
4時まで激しい雨。遠雷の音が時折聞こえる。
水の出が悪い。雨の様子を見て修理に行こうと思う。お湯も止まってしまった。
8時に橋が心配なのでMさんに様子を見てくれるように頼む。Mさんは橋の点検を終えたその足で、お湯の修理をしてきてくれた。
9時からMさんと水の修理に水源まで行く。大雨でパイプが詰まっていただけでした。
小屋に帰り昼食を済ませて少し横になった。
午後は和風便器を洋風に改造する工事に着手した。仙人とMさん、Tさんで16時まで作業をすると急に激しい雨夕立になった。その日の作業は中止して夕食の用意をした。
20時消灯。


7月26日。雨。
深夜に目が醒める程の雨音。Tさんが上山する日なので心配になる。
朝食を終えても雨は降り続いている。本日の作業は中止として休養する事にした。
Tさんが14時前に到着。1ヶ月ぶりの再会だ。荷揚げしてくれたトマトを肴に飲み始める。美味い、の一言に尽きる。
夜はカレーとキュウリ揉みで酒を飲む。20時消灯。


7月25日。曇り後雨。
小森さんが下山した。
西側の通路に屋根をかけて、燃料置き場を造った。
昼にパラパラっと雨が降った。
19時過ぎに本格的な雨になった。
20時消灯

(7月10日〜24日の日誌はこちらをご覧下さい。)

7月9日。雨。
強い降りではないが止みそうもない雨。だからと言って、作業を休む事はできない。
雨具を着て水引の工事に取りかかる。
イヤーの伸ばし作業を終えたところで雨が強くなった。
ラーメンライスで消灯。


7月8日。曇り。
梅雨が明けたような天気。とにかく暑い。
旧道が使えないので雲切新道から仙人温泉小屋を目指す。無風状態なので汗が止まらない。息が上がって心臓が苦しくなる。
13時30分に小屋に着いた。水が止まっていたので修理に行く。
その日はそれで作業を終えた。

仙人温泉トピックス

小屋番をしました。
(田中さん報告、2016年8月7日掲載)

 8月3日から5日まで、小屋に行って来ました。。
剣沢雪渓が2日付で通行困難となり、3日からは剣沢方面から下って来る登山者の姿を見かけなくなりました。
 祖母谷温泉から阿曽原温泉に泊まり、登山計画を変更して4日に仙人温泉で1泊、翌日に欅平まで下山する方は、好天気と温泉を独り占めできたようです。
 4日にヘリの荷を手配するために高橋仙人が下山し、スタッフ3人で小屋番をしました。

(下山する高橋仙人 8/4 5:08撮影)


(小屋番の3人 8/5 5:38撮影)

 食堂の1角にあった冷凍庫を台所へ移動する工事をしました。

(冷凍庫を食堂から台所へ移動 8/4 10:32撮影)

食堂がスッキリして、やや広くなりました。
今回も、朝焼けの湯(5時前)を堪能しました。

(朝焼けの後立山2 8/4 4:50撮影)

仙人温泉トピックス

小屋の手伝いをしました。
(田中さん報告、2016年8月1日掲載)

7月26日から30日まで、小屋の手伝いをしました。
登山道では、雪渓に注意してください。
仙人池〜仙人温泉間にある雪渓は最下流の1ヵ所のみです。

現在は雪渓上を歩けます(傾斜がありますので、アイゼン装着がお勧めです。早朝は凍っていて滑りやすいです)が、やがてブリッジになります。
上を通過する際は、雪渓の厚さを見極めて、クラックや薄い部分に乗らないようにしてください。
下を通過する際は、留まらず慎重に抜けてください。
小屋では、朝焼けの湯(5時頃)が気持ちいいです。

しかし、27日の未明に大雨となり、湯が止まり、水の量が減りました。そのときは朝風呂をあきらめました。午前中に復旧させています。
なお、和便器を洋便器に変えました。これで、和便器はなくなり、洋便器2個体制です。

洋風便器設置準備中の仙人

洋風便器設置完了です。

仙人と3人のスタッフ(7月28日時点)

仙人温泉トピックス

小屋番日誌(2016.07.08-07.25)。
(小森武夫さん報告、2016年7月31日掲載)


仙人温泉トピックス

7月10日仙人温泉小屋にボッカしてきました。
(大西さん報告、2016年7月18日掲載)

7/10日に仙人温泉小屋へボッカして来ました。
朝から晴天で日差し強く休憩ばかりしていました。
雲切新道の鎖場稜線からの白馬岳です。
雪がほとんど見られません
例年ならば8月の景色です。


第4梯子の手前で朦朧としながら仰向けになって休憩中に黒い影が上空旋回
一気に目が覚めました。
餌の対象にはなっていないと思います。

天然記念物のイヌワシ


小屋覗きに13時頃到着、宿泊棟2棟はまだ完成していません


仙人谷の雪渓は無くなってしまいました。


ヘリの荷揚げがこの日の朝に完了したと言う事でした。
高橋仙人、荷物を小屋へ運んで頂いています。
小森さんと三浦さんはお湯を届ける作業中で姿が見えませんでした。


15時20分に開通です。
高橋仙人ご満悦です。


小森さんと三浦さん早朝から悪戦苦闘で頑張って頂きました。
今年は雪渓がまったくないので急登の作業が大変だったと思います。

CA3I0173
今年から設置した鐘です。

今週末連休に宿泊して頂けるように高橋仙人スタッフ一同は急ピッチで作業をしています。

仙人温泉トピックス

エッセイ
あわや「ニホンライチョウ」逆転満塁ホームランとなるか
(小森武夫さん、2016年7月18日掲載)






仙人温泉トピックス

2016年小屋開け、その2
(大西達矢さん報告、2016年6月21日掲載)

18日の朝は大陸高気圧が張り出し爽やかな晴天です。
仙人ダムから9時頃、雲切新道へ出発しました。
(雲切新道登山口の橋は7月中頃架橋されます)
ダム正面の雲切谷は全く雪がありません
8月の景色の様相です。


今年初めての雲切新道は雪が少なかったせいか目立った倒木も無く荒れていませんでした。
登山道の開通は例年よりも早くなる事が予想されます。
(雲切新道登山口の橋と二股吊橋架橋以降が開通となります)
雲切新道登山道入り口付近の開花したササユリ(1ヶ月早いです)


夏のような日差しでバテ気味ではありましたが
12時半頃、「小屋覗き」に到着、予想通り雪がありません、例年の8月頃の景色です。


8ヶ月振りの仙人温泉小屋は見る限り傾きも無く目立った傷みも見られません。
昨年の9月より雪がありません
6月に仙人谷の沢が現れていたのは高橋仙人が小屋を始めてから初めての事だと言う事です。
雪渓が一昨年の雪と今シーズンとの雪とでツートンカラーになっています。


ブリッジが薄い状態でしたので沢を渡渉しました。
左の白い雪が今シーズン、黒っぽい右が一作年の雪です。

13時15分小屋到着、8ヶ月振りに高橋仙人の我が家へ帰って来ました。小屋は全く傷んでいません綺麗です。


立て掛けていた梯子も倒れていないことが積雪少なかった事を物語っています。


昨年の小屋開けで屋根まで雪が残り掘り出した作業が嘘のようです。
小屋の壁のトタンを剥がし打ち付けた板を外し中に入ると驚きました。
例年よりも小屋閉め早かったので当然テンとネズミが荒らしている物と思っていました。
8ヶ月前に閉めた時の状態がそのまま保たれていました。
カビもほとんど生えていません

祝杯を挙げてからこの日の一番の大事な作業、水引インフラ整備でした。
雪解け早く雑草に山菜は伸びきった状態で約1Km弱離れたジャングルと化した水場からのパイプ引き作業は、例年よりも困難を極めました。
藪で悪戦苦闘の小森さんです。


3時間かけてようやく小屋に水が届きました。


今年から初めて小屋開けに参加した三浦さん。
水引作業で蚋と糠蚊、やぶ蚊の襲撃で腕と顔をやられてしまいました。予め対策を立てているのですが、経験無いとこの様な姿になってしまいます。


この日は雲切新道と水引作業で流石に疲れました。ドラム缶風呂で汗を流し酔いが回ると泥のように眠るだけでした。


気温は17℃、下界でのエアコン生活よりも快適なのは言うまでもありません。
以降の報告は小森さん、三浦さんに引継ぎ致します。

仙人温泉トピックス

2016年小屋開け、その1
(大西達矢さん報告、2016年6月20日掲載)

小屋開けは17日から高橋さんと宇奈月から始発で出発です。
この日の宇奈月駅は雨足激しく工事関係者以外観光客もほとんどいません
仙人谷から旧登山道で向かいましたが
(毎年雪渓の残る6月のみ旧道を使わせて貰っています。)
仙人谷雪渓の見える所に来てびっくりしてしまいました。
雪がありません、沢が流れています。


雪渓取り付きポイントが大きく崩落していました。
旧夏道を迂回する事などを考えましたが
崩落激しく迷わず断念しました。
今年の黒部は昭和14年以来の雪の少なさとは聞いていましたが
このような状況まで予想はしていませんでした。
昨年の大雪と言い想定外の事が続きます。



クマが幹の皮を剥いだ跡です。

樹齢数百年の杉の木を見上げる高橋仙人



旧道の下山途中で2時間遅れのスタッフ3人と合流しました。
翌日に雲切新道から5人で再チャレンジです。今宵の泊まりは欅平に戻って祖母谷温泉としました。




この日は祖母谷温泉に5人で宿泊して英気を養いました。
ようは温泉に入って大いに飲むと言うことです。。



翌日(18日)以降の報告は後ほど致します。
お待ち下さい。

仙人温泉トピックス

新年に出遅れています。
(高橋仙人、2016年2月6日掲載)

仙人はちょっと体調が良くありません。
そんな訳で、新年の挨拶が遅れました。遅蒔きながら彼今年もよろしくお願いします。
今年のホームページを動かそうと、エッセイを書こうと思っていますが、沈思しています。
下山して発症した喘息が暮れまで長引きました。昨年は散々でした。
正月が過ぎれば日も長くなるので、明るい気持ちになれます。
仙人のエッセイを今年の神仙組の始動の契機にする、と言う打ち合わせなので、近々書き始めようと思っています。
改めて、今年もよろしくお願いします。

(ウナギもたまには喰う)

仙人温泉トピックス

男性最高齢タイ記録
(田中さん、2015年8月2日撮影、8月9日掲載)

8月2日に宿泊された男性は80歳です。
お孫さんと二人の友人とともに、剣沢を越えて、やって来ました。
55年前にも、同じルートを辿ったそうです。
そのときは、仙人池ヒュッテが新築で、仙人温泉小屋はありませんでした。
今でも六甲山でトレーニングをしている達者な方です。



仙人温泉トピックス

仙人谷に韓国語の歌声が響きました。
(田中さん、2015年8月2日撮影、8月8日掲載)

8月2日に韓国の方が2名宿泊されました。
風呂上りに脱衣所で歌っていたので、撮影させて頂きました。
建設会社の会長の元昌善(chang seon Won)さんです。
1番は小屋の主人や黒部で出会った人への喜びを
2番は素晴らしい黒部の風景を見ることが出来た嬉しさ
を歌っています。

クリックしますと動画がご覧頂けます。
■1番
いや、いや、遊びなさい。
昨夜の夢で雁を見た。
今朝はアオギリの木の上にツバメが来て鳴いていた。
(良いことが起こりそうだ)
待ち望んだ手紙が来るだろうか。
恋しい人が、いつ来るかと、待ち望んでいた。
夕日が沈むまで、町の外れの門まで、何度も行った。
有情の人に出会い、花柳東山春風の里で、別れることなく生きよう。
あなたの時です。遊びなさい。

■2番
1年は365日で、春夏秋冬の四季がある。
葉が出て、花が咲く。
花は朝に咲き、月は夕に昇る。
春は4月に南風が吹き、黄金色の大麦だ。
緑の陰にも草が香る。
夏は金風が吹く。
風が物寂しく吹いて来て、虫の声が周囲で悲しく鳴いたら、秋だ。
白雪が舞い、千の山で鳥が飛ばなくなり、万の道で人影がなくなり、松の青、竹の緑だけが見えるときは、冬である。
70歳まで長生きする者は、昔から非常に少ない。
歳月は飛ぶように流れ、無情だ。
四季の風景は良いものだ。
あなたの時です。遊びなさい。
新着エッセイ
エッセイコーナーにも掲載しました。追加してあります。(2016.02.06掲載)

仙人温泉小屋エッセイ

「仙人の食卓の 1」
黒部の仙人(高橋重夫)

昨年の10月6日に下山して、配管工事を再開すると間もなく、喘息を発症した。鼻水が出て、熱もあったのでちょっと風邪でも引いたのかと思った。
町医者に行って風邪薬を貰って飲んだが、一週間経っても改善しない。体温は平熱になったが、咳が止まらない。・・・・

全文を読む(エッセイにも掲載)

仙人温泉小屋について 
仙人温泉小屋は、秘境・黒部の中でも最も奥深い位置にある。阿曽原温泉から剣岳への北方稜線には阿曽原温泉小屋、仙人温泉小屋、仙人池ヒュッテ、池の平小屋、と4つの小屋があるがそのどれもが環境とともに個性豊かな山小屋と言わざるをえない。剣沢が喧騒の時期にも、この周辺に訪れる登山者の数は極端に少なく、静かな山旅を楽しむことができる。仙人池から1時間半下ると、仙人温泉の露天風呂が待っている。仙人ダムからだと3時間の登りとなる。
 仙人温泉小屋では欅平まで下山する登山者のために早朝4時から朝食を提供しており、大変ご好評をいただいております。 このコースを歩く方は入山3日目くらいで、ちょうど疲れがピークになる頃。しかもこの先の雲切新道は急な下りです。おいしい食事と温泉と睡眠で疲れをとって欅平まで安全に下山して下さい。
仙人温泉小屋概要
場所 富山県黒部市宇奈月町黒部奥山仙人谷に位置する。
電話

080−1965−7054(2016年より新規衛星電話)

営業期間 7月〜10月中旬まで、年によって若干の変動があります。
詳しくはお問い合わせください。
宿泊料金
  • 一泊二食付き ¥9,500._(新料金、入湯料込み)
  • 一泊一食付き(夕食付き、朝食なし) ¥8,000._
  • 素泊まり   ¥6,000._
テント場 ありません。(幕営禁止です)
入湯料金 本年度は日帰り入浴をお断りし、宿泊者のみの利用とさせて頂きます。
アクセス方法 @★★宇奈月〜(黒部峡谷鉄道)〜欅平〜(下の廊下)〜阿曾原〜仙人ダム〜(雲切新道)〜仙人温泉小屋(朝一番に宇奈月駅を出発して、健脚で15時到着です。最も早いルート。)
 
A★宇奈月〜(黒部峡谷鉄道)〜欅平〜(下の廊下)〜阿曾原小屋泊〜仙人ダム〜(雲切新道)〜仙人温泉小屋(阿曽原に宿泊すれば余裕です。)

B★室堂〜剣沢の小屋泊〜(剣沢経由)〜真砂〜二股〜(仙人峠経由)〜仙人池〜仙人温泉小屋
 
C★★★室堂〜剣沢の小屋泊〜北方稜線、剣岳経由〜池の平小屋〜仙人池〜仙人温泉小屋
 
D★★黒四ダム〜(下の廊下)〜十字峡〜仙人ダム〜(雲切新道)〜仙人温泉小屋(朝一番の扇沢発トロリーバスで黒四ダムに出ます。健脚で16時到着です。)

E★★黒四ダム〜(下の廊下)〜内蔵助出合〜ハシゴ谷乗越〜真砂沢ロッジ泊〜二股〜仙人新道〜仙人峠〜仙人池〜仙人温泉小屋

F★★★馬場島〜早月小屋泊〜剣岳登頂〜北方稜線〜小窓〜池の平小屋〜仙人池〜仙人温泉小屋

(注、下の廊下、水平歩道の通過状況は、チーム阿曽原(阿曽原温泉小屋)が詳しく写真を掲載しています。ご参考になさって下さい。)


★は難易度を表します。
★:最も容易なルートです。
★★:健脚向きです。
★★★:岩稜歩きがあります。
 
連絡方法 小屋の予約、情報については衛星電話(上記)が使えます。
遅く到着する際などは、予め連絡してください。
その他の連絡方法。事前の予約などにつきましては、下記の電話かメールでも可能です。
高橋重夫(経営者)自宅0429−22−9968(FAX兼用)
kurobenosennin@docomo.ne.jp(携帯メール
kurobenosennin@sennin.serveftp.netPCメール
経営者の紹介 高橋重夫
〒359-1145 埼玉県所沢市山口1575-22
元新座山の会会員、クライマー、著書に「阿賀野川全水系」他渓流釣りの著書あり。
本職は設備工事業、縁あって2002年より仙人温泉小屋の経営を引き継ぐ。
小屋には 高橋重夫、私が居ます。このページの来訪者数です。

(合計_183,772 本日_6 昨日_147)